障がい者の「働きたい」をサポートする「就労移行支援 るりはり(以下「るりはり」、運営会社:株式会社スタートライン)」が開催した「企業のお仕事&職場説明会」にKDDIエボルバが登壇しました。
イベントは、『企業の仕事や取組みをいろいろ知りたい!聞きたい!』という障がいのある方やそのご家族、支援関係者の方に向けたものです。当日は、リアル開催した渋谷事務所と大宮事務所をオンラインでつなぎ、20名以上の就労希望者の方々に参加いただきました。
「るりはり」では、障がいのある方を対象にPCスキルやビジネスマナーなどの職業訓練や就活対策など、本人が希望する働き方や、自分に合った働き方を目標に置いて、習得が必要なスキルを逆算したプログラムを設計。安定して働き続けるために必要なスキルをしっかり身につけられるような就職支援を行っていらっしゃいます。
しかし、スキルをどんなに磨いても「いざ就職を!」と考えたとき、「どんな職場環境なんだろう」「会社や同僚の理解や配慮はあるのかな」といった不安感や、「就職したらどんな仕事をするんだろう」「働き続けられるかな」という心配、企業で働く具体的なイメージが沸かないなど、さまざまな相談の声が届くそうです。
今回、KDDIエボルバは、そんな利用者の不安や心配を払しょくして一歩踏み出すきっかけ作りや、多くの企業や支援団体の障がい者雇用推進の広がりにつながればと考え、講演をお引き受けいたしました。
講演では、KDDIエボルバの障がい者雇用の実態から推進への想い、障がい者雇用専門部門での働き方や工夫、管理者とスタッフの連携方法、認知の歪みとの向き合い方など、参加者の『知りたい・聞きたい』に応える内容を紹介。また、2022年にトライアル運用から開始した「障がい者スタッフが、障がいのある新人を育成するチューター制度」の取組み内容や、チューターと職場全体の変化、スタッフのインタビューの動画を通じて「仕事」や「働くことの楽しさややりがい」のリアルをお伝えしました。
●講演で投影した動画2本はこちら
<スタッフインタビュー 明日も会社に来たい気持ちにしたい【チューター制度篇】>
<スタッフインタビュー 明日も会社に来たい気持ちにしたい【チューター制度篇】>
参加した皆さまは、開始前からKDDIエボルバの公式ホームページで事業内容や採用情報を調べていらっしゃり、講演中は、真剣なまなざしでメモを取っていらっしゃいました。最後には、予定時間を超えるほど活発な質問があがりました。「面談の頻度は?」「ステップアップはどのように決めている?」「仕事の評価は何を重視している?」「職場の年齢層は?」「仕事中は同僚と関わりが多い?」「担当の管理者が変わることもある?」など、働くことを意識した質問が多かったのが印象的です。
終了後に行ったアンケートでは、満足度100%※、興味・関心をもった内容では、講演中にも大きくうなずく参加者が多かった「チューター制度」「面談の取組み」の次に、「応募者に求めるもの・職業生活の準備」があがるなど就労への意欲が伺われました。
- 満足度調査内訳:とても満足64%、満足36%
KDDIエボルバは、今後も、誰もがやりがいを持って働き、自立して生活を営める社会の実現に向けて、障がい者雇用推進に取り組んでまいります。
●KDDIエボルバは、豊かなコミュニケーション社会の実現を目指すSDGs活動として、働き方改革・ダイバーシティ・健康経営を推進し、イキイキと働くことのできる魅力ある職場環境の実現に取り組んでおります。