アルティウスリンクの山形にある拠点「やまがたワークプレイス」にて、従業員向けに「野菜の無人販売」を始めました。
過去に期間限定で社内販売を実施したことはありますが、継続的な販売、また無人での販売は初めての試みです。
■障がい者スタッフが育てた野菜を社員食堂で販売
「やまがたワークプレイス」では障がい者雇用を促進しており、専門部署の「山形グリーンユニット」を設置しています。この「山形グリーンユニット」の主な業務は、館内の清掃や「花と緑に包まれた街づくり」を推進する植栽業務を行うなど、個性・特性を活かした仕事を通じた社会活動。2015年の夏からは敷地南に隣接の農地でベビーリーフを通年で栽培していて、社員食堂のメニューに並ぶほか、地域の野菜直売所などへ出荷しています。
今回、かねてから「やまがたワークプレイス」の従業員から「家でも食べられるように社内販売をして欲しい」という声があったこともあり、ベビーリーフと季節の野菜を社内向けに販売することになりました。
社内販売を通し、自分たちが栽培した野菜を購入する人たちを身近に感じられることで、農業業務を担当するスタッフがもっとやりがいを実感できれば、というのも大きな狙いのひとつです。
販売場所は「やまがたワークプレイス」のカフェテリア。無人販売なので、センターが開いている時間であればいつでも購入が可能です。
販売開始当初はベビーリーフのみの販売でしたが、7月に入ってからはミニトマトやナスなどの季節野菜もラインナップに加わりました。
〈ベビーリーフは冷蔵庫に入れて販売しています〉
従業員に無人販売をもっと知ってもらうために、6月末には「ベビーリーフ試食会」を実施。オリーブオイルと岩塩で味付けしたベビーリーフを提供、約50人の従業員が試食しました。あわせてナス・じゃがいもを数量限定で販売したところ、こちらも大人気!30~40分程度で完売してしまいました。
こういった試食会を実施することで、障がい者スタッフが対面での接客を経験することができ、自身の成長につながる機会にもなりました。
この野菜無人販売について、従業員からは「帰りにスーパーに寄らなくても野菜を買えるのでありがたい」「もっといろいろな種類の野菜も販売してほしい」などの声が寄せられています。定期的にベビーリーフを購入してくれる固定客(?)がいるとの情報も。
障がい者スタッフからも「自分たちが作った野菜が売れているのを見るととても嬉しい」「家族のために自分も買って帰ります」などの反応が。仕事に対するモチベーションにつながっている様子が見られています。
〈販売する野菜を並べるグリーンユニットの従業員〉
今後は、従業員の皆さんからの声をもとに、ベビーリーフ試食会の継続実施に加え、販売する野菜の種類をさらに充実させていく予定です。
※現在のところ、ナス・ミニトマト・きゅうり・サツマイモなど、7月下旬から10月下旬くらいにかけて、季節野菜の収穫・販売を予定。
生産者の顔が見える安心の野菜社内販売が 「やまがたワークプレイス」健康経営促進の一助になることを、グリーンユニット一同願っています!
「やまがたワークプレイス」山形グリーンユニットでは、こうした社内貢献活動に加えて、さまざまな地域貢献活動(社外関係機関からの見学・実習受入、社外関係機関を招いての勉強会開催、講演会での講話など)にも取り組んでいます。
ご興味がありましたらお気軽にお問合せください!(ご相談窓口:y-gg@altius-link.com)
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■「やまがたワークプレイス」について
やまがたワークプレイスは「働きやすさを最重視」「多様な働き方を創出」「地元から愛され、支持されるセンターを目指す」の3つをコンセプトに、アルティウスリンク初の自社ビルセンターとして2014年5月に開設しました。
人材育成や雇用創出など多様な人財が活躍できる風土づくりに力を入れており、2015年に障がい者雇用をスタート。障がい者雇用専門部署の一つ「山形グリーンユニット」では、ビニールハウス農業や館内清掃のほか、「花と緑に囲まれた街づくり」を推進する植栽業務を行うなど、スタッフの個性や特性を活かした仕事を通じて社会活動に貢献しています。
また、結婚、出産、子育て、介護など、どのライフイベントにおいても仕事と家庭生活の両立を支援する制度、風土づくりが評価され、『やまがたスマイル企業認定制度』で最上位の「ダイヤモンドスマイル企業」に認定されました。