アルティウスリンクは、子どもたちに働く楽しさを知ってもらうため、おしごと体験イベント「ジョブキッズえひめ」に参画。愛媛県内の小学生に働くことの魅力を伝えました。楽しいゲームや電話応対体験を通して、言葉だけで情報を伝える難しさや工夫する楽しさを感じられたようです。子どもたちが生き生きとお仕事に挑戦する姿をレポートします!
< 小学生がパソコンやヘッドセットを使ってオペレーター業務を体験 >
■ 地域に根差した企業として県内の小学生に職業体験を提供
「ジョブキッズえひめ」は、自治体と南海放送株式会社による産学官連携組織が運営する小学生向け職業体験イベント。愛媛県内企業のさまざまな魅力を知ってもらうことで、子どもたちにふるさと愛媛で働くことの楽しさ・やりがいを体感してもらうことを目的に開催しています。
全国に事業所を持ちコンタクトセンター業務などのBPOサービスを提供する当社は、松山市内に22年以上前から事業所を構える地域に根付いた企業。地域の清掃活動や「えひめ・まつやま産業まつり すごいもの博」への出展など地域活動にも積極的に参加しています。今回、「子どもたちにふるさと愛媛で働くことの楽しさ・やりがいを体感してもらう」というイベントの主旨に賛同し、当社も「ジョブキッズえひめ」に参画し、地域の子どもたちに職業体験を提供しました。
当社の松山市内のセンター「アヴァンサ千舟」で、8月2日(土) ・8月23日(土) ・8月27日(水)の3回にわたって職業体験イベントを開催。毎回定員を大幅に上回るご応募をいただき、一番多い回は何と定員の8.5倍の応募が! 夏休み期間ということもあり、たくさんの子どもたちがご参加いただきました。
< 子どもと保護者のペアで参加! 保護者の方もお子さんのお仕事の様子を見守ります >
■言葉だけで伝えるって難しいけど楽しい!を体感できるジョブアトラクション
子どもたちが少しでも緊張せずお仕事を体験できるよう、スタッフは試行錯誤しながらジョブアトラクションを考え、当日は風船やお花紙・折り紙の輪飾りなどで室内を飾り付けて参加者をお迎え。保護者の方と一緒に来社した子どもたちは、会社のオフィス内に入るのは初めてということもあり緊張している様子も見られましたが、スタッフが笑顔でお出迎えすると元気に挨拶を返してくれました!
< 受付も明るく装飾。お帰りの際に子どもと保護者それぞれにノベルティをお持ち帰りいただきました >
受付後は全員揃って入社式を行い、オリエンテーションをスタート。名刺交換やカードを使ったコミュニケーションゲーム、電話応対体験など、楽しく体験してもらいました。
<名刺交換>
まずは、名刺の渡し方、受け取り方、挨拶の仕方を当社の社員がレクチャー。慣れない言葉遣いや動作に緊張しながらも、子ども同士で名刺交換に挑戦しました。子どもたち一人ひとりに自分の名前が入った名刺が配られ、少し大人な気分を味わえたようです。
< 教わった手順を思い出しながら名刺交換に挑戦! >
<カードゲーム「カタカナーシ®」>
電話応対を体験する前に「カタカナーシ」というゲームで言葉によるコミュニケーションを意識。「カタカナーシ」は、カタカナ語のお題をカタカナ語を使わずに説明して、相手に当ててもらうカードゲームです。
ゲームを通して普段何気なく使っている言葉の意味を改めて考えることで、語彙力や表現力の大切さ、コミュニケーションの楽しさを実感。最初は戸惑っていた子どもたちも徐々に言葉の工夫を楽しむようになり、「伝えるって難しいけど楽しい!」という声が多く聞かれました。
※「カタカナーシ」は幻冬舎が販売するカードゲームです。
< カードゲームでは、「あ、カタカナ使った〜!」と笑いながら盛り上がる場面も >
<買い物クエスト「Altius-GO!」>
続いて、子どもたちは電話オペレーター役とお買い物役に分かれて「買い物クエスト」に挑戦!
オペレーター役の道案内を電話で聞きながら、お買い物役は実際に外に出て目的地である八百屋を目指します。八百屋に到着したら、オペレーター役がお野菜の名前とカタカナ語を使わずに説明するお野菜が探し当てて買わなくてはなりません。果たしてお買い物は成功するのでしょうか? 外から戻って来たお買い物役は、買ってきた野菜を嬉しそうにみんなに見せます! 指示通りの野菜を買うことができたペアは、ちょっと誇らしそうでした。
電話のやり取りだけで目的を達成するという子どもたちにとっては未知のコミュニケーション体験でしたが、ゲーム感覚の取り組みは、「楽しかった」「またやりたい」と大好評。言葉だけで相手に伝える難しさを肌で感じ、電話で「伝える力」と「聞き取る力」を楽しく学ぶ体験となりました。
< 近所の八百屋さんにご協力いただき、地域のお店とのコミュニケーションにもなりました >
<電話応対体験>
最後は本格的な電話応対の体験。実際の業務でも使用するヘッドセットを装着し、保護者の方がお客様役となって電話応対に挑戦します。お買い物クエストでお買い物役だった子も、初めてのヘッドセットに「かっこいい!」と目を輝かせていました。
スタッフから「声の笑顔」や「聞き返しのコツ」などプロの技術を教わり、トークスクリプト(台本)に沿って対応。慣れない電話でのやり取りでしたが、スタッフのサポートを受けながら、子どもたち全員が最後まであきらめずにやり切りました。言葉に詰まってしまう場面もありましたが、「もう一回やってみる!」と果敢に挑戦する姿にスタッフも感動!
言葉づかいや伝え方の工夫など、電話ならではのコミュニケーションの基本を学ぶ時間になりました。
< 実践さながらヘッドセットを装着して電話応対に取り組みました >
■ たくさんのことを学んだ子どもたち。地域と共に当社も成長を目指します!
2時間の体験時間は、当社の業務や職場の雰囲気を実際に体感していただく貴重な時間となりました。子どもたちは、ジョブアトラクションや当社のスタッフとの交流を通じて、「働くこと」への興味を持ち、言葉によるコミュニケーションの大切さなど多くのことを学んだようです。子どもたちや保護者の方々からうれしい感想をいただき、スタッフ一同の励みになってします。
- 言葉だけで相手に伝える難しさを知ることができて勉強になりました。想像していた以上に楽しかったのでまた来年体験をしてみたいです。(4年生・女子)
- 実際に電話体験をしてみて、相手に伝わりやすいようにすることが大事なんだなと思いました。またやりたいです。(5年生・男子)
- こんなに楽しめるイベントだとは思っていませんでした!電話応対以外のアトラクションが豊富で子どもが楽しんでいる姿が見られてうれしかったです。(保護者)
< 参加者のみなさんと記念撮影! 楽しい夏休みの思い出となりました >
アルティウスリンクでは、今回の体験が、子どもたちの「働くこと」に対する前向きなイメージを育み、将来ふるさとで活躍するきっかけとなることを期待しています。今後も、地域とのつながりを大切にし、持続可能な社会の実現に寄与してまいります。