0.自己紹介
初めまして。モリシタと申します。
私は2019年12月に中途入社し、今年で7年目になります。
はじめに、自己紹介を兼ねて現在担当している業務についてお話しします。
現在、BBC系システム(固定通信系システム)の要求定義書の作成担当をしています。
システム企画部門にて各種システムの要求定義書を作成しており、利用部門や開発部門と連携しながら、業務課題の整理やシステム化の検討などを担当しています。
1.はじめに
近年通信キャリアがこぞってスターリンクと連携を開始しています。
日本ではKDDIが通信キャリアとしていち早くStarlinkと提携し、現在では「au Starlink Direct」として、従来の携帯電話網が届きにくいエリアでも通信できる環境の実現を進めています。
現在はドコモやソフトバンクもStarlink連携を進めており、通信キャリア各社が衛星通信を活用する流れが加速しています。
スターリンクとは何をしているのか。何故スターリンクとの連携がトレンドなのか。少しでも興味を持っていただけるよう、このあたりを嚙みくだいて説明をさせて頂きます。
2.スターリンクとは
スターリンクは、イーロン・マスク氏が率いるSpaceX社が提供する、低軌道衛星を活用したブロードバンドインターネットサービスです。
従来の静止衛星よりも高度が低いため、通信の遅延が少なく、山間部や離島などの不感地帯でも高速・低遅延のインターネット接続が可能になります
3.メリット(特徴)
・通信インフラが整っていない地域でも利用可能
スターリンクは低軌道衛星を活用しており、山間部・離島・海上など、従来の光回線やLTE/5Gが届かない地域でも高速・低遅延のインターネット接続が可能です
・災害時のBCP(事業継続計画)対策としても有効
災害時でも通信手段を確保できるため、自治体や医療機関、企業のBCP対策として導入が進んでいる。特に病院や公共施設では、命に関わる情報伝達手段として重要視されています。
・設置が簡単で柔軟な運用が可能
スターリンクのアンテナは自動で衛星を追尾するため、設置後すぐに利用開始でき、個人宅から法人施設まで幅広く対応可能です。
4.デメリット
・設置場所の制約
スターリンクは低軌道衛星を利用するため、アンテナの設置場所に空が広く開けていることが求められるため、周囲に建物や木などの障害物があると通信が不安定になる可能性があります。
・高コスト
初期費用(アンテナ代など)は約3〜5万円、月額利用料は4,600〜11,500円と、光回線やモバイルWi-Fiと比べて割高です。特に法人向けやROAMプランではさらに高額になる傾向があります。
5.通信キャリアがとスターリンクとの連携を進める理由
デメリットとして挙げた「高コスト」を上回るメリットとして、「通信インフラが整備されていない地域でも利用できる」という点があります。そのため、個人・法人を問わず一定の需要が見込まれ、通信キャリア各社もスターリンクとの連携を積極的に進めています。
6.終わりに
スターリンクと連携することで「au Starlink Direct」がスローガンとして掲げている「空が見えればどこでもつながる」がまさに実現できることが分かりました。
今後、低下コスト化が進んで利用しやすくなれば、スターリンクの利用者は一層増加すると考えられます。技術動向やサービス展開にも注目しながら、引き続きスターリンク関連の情報を追いかけていきたいと思います。
