アルティウスリンクの新卒採用では、将来的に会社を牽引する役割を期待される「総合職」のほか、エンジニアとして専門性を発揮する「ITスペシャリスト職」、地域採用で各コンタクトセンターの発展を担う「事業所限定職」があり、将来描くキャリアプランにあわせた選択肢があります。
本ブログでは、新たに46名を迎えたITスペシャリスト職の新入社員研修の模様を数回にわたってお伝えします。Vol.3は最終回!4月に発表した当社の社会的存在意義を定めたパーパス、その実現に向けた共通の価値観を定めたバリューズ について、東海林会長から新入社員に直接伝えた「パーパス&バリューズ勉強会」の模様をお伝えします。ぜひ最後までご覧ください!
<東海林会長と46名のITスペシャリスト職の新入社員が集い、勉強会を開催しました>
■企業の合併・統合を幾度も経験したから分かる「多様性の強み」
まず冒頭に、東海林会長自身のこれまでの歩みや出身企業のKDDからKDDIへの変遷、アルティウスリンクに経営統合したKDDIエボルバとりらいあコミュニケーションズ、それぞれの歴史や業績などを解説しました。
<勉強会全体を通し、東海林会長からパーパス&バリューズの意義について丁寧な説明がありました>
そして、会長は新入社員の目線に立ち、「統合をしたことでどのようなメリットがあるのか?」のテーマで統合と合併を繰り返してきたKDDIを好事例として紹介しました。KDDIが発足から20社以上もの統合・合併を繰り返しながら成長を遂げてきた要因として、「文化の異なる企業や社員の個性を活かし、多様性を強みにしてきたことと、社員共通の価値観や判断軸を大切にしてきたこと」の2つを挙げました。多様性だけでは、それぞれの個性が反発し合う可能性があるが、共通の価値観を持つことで、個性を尊重しながら団結し、同じゴールを目指すことや、さらには新しい文化へと発展させることができると語りました。
また、アルティウスリンクが業界No.1になるためには社員全員が同じ想いで臨まないといけないとし、そのための共通の価値観としてパーパス&バリューズを策定したことを伝えました。さらに、その実践の大切さを過去に放送されていたTVドラマを例に、理解・共感しやすいようにユーモアを交えて新入社員へ説明しました。
■決めたことを勇気と覚悟を持って愚直にやり続ける~先輩エンジニアの紹介
次に、新入社員がパーパス&バリューズをより身近なものに感じ、実現に向けて行動ができるようにと、一人の先輩エンジニアのインタビューや上長のコメントで構成された映像を紹介。この社員は、未経験かつ入社2年目でありながら接客支援システムの保守を担当。支援システムは、数多くのシステムと連動しており、正常に動作しないと接客業務が成り立たないほどの重要なものです。
<接客支援システムの保守を担当する先輩エンジニアのインタビュー映像>
インタビューでは、日々の業務を通じ、エンジニアである自分がしっかりメンテナンスを行い、事故や通信障害を防止しないとお客様や接客するスタッフに多大な影響を与えてしまうという気づきがあったことを説明。「エンジニアの業務はルーティンワークですが、その先にシステムを利用する人やサービスを利用するお客様がいることを感じ、日々、現場を想い、利用する立場になって行動しなければいけないと感じました」と語りました。また、上長のコメントでは、システムの利便性向上のために、自ら率先してシステム改修の提案を行ったエピソードが紹介され、エンジニアとして日々プレッシャーと戦いながら、周りの仲間と助け合い責任をもってシステムを安定稼働に導く姿が映し出されました。
会長からは、この先輩エンジニアから学ぶポイントとして、「①自ら率先して行動する」「②自分自身の成長のために努力を惜しまない」「③熱意をもって仕事をする」の3つを紹介。
それぞれの実現に向けた行動が、バリューズに合致していることを説明しました。例えば、①のなかにある「感謝の気持ちや、謙虚な心を忘れない」はバリューズの「信頼を大切にする」や「お互いに尊重し合う」からできること、また、②のなかにある「たとえ、膨大な情報量だとしても、自己流のマニュアルを作って整理する!」は、バリューズの「プロとしての誇りを持つ」からできることであり、③のなかにある「絶対に全国のユーザーが使いやすいものを作る!」はバリューズの「外向き志向で考え、動く」からできることであると丁寧に解説しました。
そして、これらのポイントのまとめとして、「自分が決めたことを勇気と覚悟を持って愚直にやり続けること」の大変さと大切さを語りました。
<会場には先輩エンジニアが登場(写真左)仕事への熱意に感化され、新入社員が質問する場面も>
■「周りから協力してもらえる人になって欲しい」東海林会長からのメッセージ
続いて、会長は会社が社員に期待していることとして「周りから協力してもらえる人になって欲しい」と伝えました。
仕事は一人でできることではないため、お互いに協力していく姿勢が必要であるとしました。周りから協力してもらえる人になるためには、人として正しい行動をしてほしい、そのためにパーパス&バリューズがあることを改めて説明しました。
バリューズの一つひとつはごく当たり前のことだが、バリューズの1から10を実践できれば、自ずと11番目の「人として正しく。」は実践できるようになり、人として、会社として正しい判断や行動ができれば、自然と周りから協力してもらえる人になると伝えました。また、パーパス&バリューズは、仕事をする上での判断軸であるが、企業人、社会人としてだけでなく、人として人生を豊かにしていくものだとし、そのような想いで策定したことを新入社員へ熱く語りました。
<会長の言葉を真剣に聞き、書き留める新入社員たち>
<質疑応答では、新入社員がそれぞれの熱い想いを会長へ伝えました>
最後に、会長は現在のITソリューション事業の展開やエンジニアの活躍の場が広がっていることを説明し、アルティウスリンクのエンジニアは社会インフラにおいてなくてはならない存在と激励の言葉で締めくくりました。
<参加した新入社員のアンケート>
- まだ曖昧な認識だったパーパス&バリューズが明確になり、その重要性と存在意義を感じた
- パーパス&バリューズを通して私たちがどうあるべきかが具体的になった
- 今後関わっていくお客様や一緒に働く人たちに対してできることを考えて取り組んでいきたい
今回の勉強会を通し、パーパス&バリューズの大切さだけでなく、自分自身の働き方について考えるきっかけとなったことがアンケートを通して感じられました。
これまで、入社式から始まり、ビジネス・ヒューマンスキル研修やテクニカルスキル研修、そしてパーパス&バリューズの勉強会とアルティウスリンクで働くうえで大切なことを学んだ46名のITスペシャリスト職の新入社員たち。
7~8月の配属先決定まであとわずか。お客様と共創できるエンジニアに一日でも早くなれるよう頑張ってください!これからの活躍が楽しみです!