アルティウスリンクでは、環境保護やボランティア、寄付活動などの社会に貢献する活動を積極的に推進しています。また、これらの社会貢献活動を通して従業員同士のコミュニケーションを活性化すると共に、地域コミュニティとの交流も深めています。今回は、その活動の一つとして、当社の松山エリアに続き沖縄エリアでもフードドライブ&古着・古布の寄付活動を行いました。
■ 地域活動の活発な沖縄エリアでは、従業員の希望でフードドライブ&ウエス寄付を実施
当社の沖縄エリアでは、日頃から那覇ハーリーや沖波祭など地域のイベントに企業として参加するなど、地域とのつながりを大切にしています。プロバスケットボールチーム「琉球ゴールデンキングス」のオフィシャルパートナーを務めており、パート・アルバイトの方を含め従業員みんなでお揃いのロゴ入りポロシャツを着て応援に行く観戦ツアーを定期的に実施。当社の従業員が県内の大学でキャリアデザインに関する講義を行ったことも。最近では地元の中学生に職場体験に来てもらい、当社にとっても素敵な経験になりました。
そんな地域活動が活発な沖縄エリアでは、従業員も積極的です。どのようなCSR活動をしたいか沖縄の従業員にアンケートを実施したところ50.7%が「フードドライブ、古着・古布の寄付」をしたいと回答。会社からの一方的な働きかけではなく、従業員の想いから食品や古着・古布等を募ることにしました。
< どのようなCSR活動をしたいかアンケートを実施 >
■ 集まった食品は総重量126キロ! NPO法人にお届け
フードドライブとは、家庭にある手つかずの食品を持ち寄り、食品を必要としている地域の支援団体、子ども食堂、福祉施設などに寄付する活動のこと。沖縄エリアでは各拠点の休憩室などに回収ボックスを設置し、1か月の期間を設けて従業員に未使用食品を持ち寄ってもらいました。そして、当社の従業員だけでなく、活動に賛同してくださったお客様企業の社員の方々からもたくさんの食品の寄付が! 非常にありがたくうれしいことだと感謝しています!!
たくさんの方の善意により集まった食品は、総重量126キロ! 大量の食品を仕分けして段ボール箱に詰め、NPO法人「セカンドハーべストジャパン」様にお届けしました。お米や麺類、缶詰だけでなく、「じゅーしぃ(沖縄風炊き込みご飯)の素」や「コンビーフ」など沖縄らしいものまで、バラエティに富んだ大量の寄付にとても喜んでいただけました。
< たくさんの寄付が集まり、みなさんの気持ちと共にNPO法人にお届けしました! >
■ 回収した古着や古布は、ウエスとしてネコちゃんたちに使われます!
今回の取り組みで食品以外に古着や古布の回収も行いましたが、回収されたものはどのように利用されるのでしょうか? 一般的に、そのまま古着等として国内外でリユースされることが多いのですが、綿素材のものはカットしてウエス(使い捨て雑巾)として使用されることもあります。リユースやウエスにならないものは、繊維を綿(わた)状にほぐしてフェルトや断熱材として使用されるほか、ポリエステルなどの化学繊維は原料としてリサイクルされるなど用途はさまざま。
そして、ウエスは、主に機械の油や汚れのふき取り、清掃に使用されるほか、 動物の保護施設で動物たちの敷物やおくるみとして使用されることもあります。ウエスとして使用するための布の裁断作業が障がい者のお仕事となる場合もあるようで、回収された古着・古布がこんなにも多方面で役立っているとは驚きです。
そんな用途の多い古着・古布ですが、沖縄エリアで回収したものは沖縄県 動物愛護団体であるNPO法人「動物たちを守る会ケルビム」に寄付させていただきました。掃除に使う以外に、ネコちゃんたちを包んだり、敷物に使ったり、といったことに使っていただけるそう。ウエスを使って、保護動物たちが少しでも快適に過ごせることを願っています。
< 古着や古布は、矢印の先のようにネコちゃんたちの敷物などになるのにゃ >
■ ゆいまーる精神で豊かな社会の実現を目指す
沖縄エリアでは、冬にも同様の活動を予定しているといいます。今回、フードドライブ&古着・古布回収を企画・担当したのは沖縄支社のCSRチーム。メンバーの吉味さんは、「今後も『ゆいまーる精神』を大切にし、さまざまな社会貢献活動に積極的に取り組んでいきたい」とその想いを語りました。ゆいまーるは、「ゆい(結い)」と「まーる(廻る)」を合わせた言葉で、人と人との結びつきを大切にして助け合うこと。当社のパーパス「「そのつながりを、もっとつよく。うつくしく。おもしろく。」とも重なります。
アルティウスリンクでは、パーパスに込められた想いを全地域の全従業員で共有し、今後も継続的に社会に貢献する活動を行い、地域共創による豊かな社会の実現を目指してまいります。