アルティウスリンク株式会社(所在地:東京都渋谷区、代表取締役社長:那谷 雅敏、以下 アルティウスリンク)は、女性活躍推進企画「アル女未来プロジェクト」※1の一環として、各部門から推薦を受けた女性社員を対象としたマネジメントスキルアップ研修を実施しました。本ブログでは、2度目の開催となった本研修の様子をご紹介します。
■研修を通して自身のキャリアを見直し、スキルアップへ
今回は、26人の女性社員が自身のリーダーシップスタイルの理解とマネジメントスキル向上を目的として約4か月にわたり全3回のプログラムに取り組みました。
本研修の目標は以下の2点です。
- 将来のキャリア選択肢として管理職を前向きに捉え、自身の言動に対する意識・効力感を高める
- 自組織の課題を追求し、改善に向けた計画と実行を通して上司や部下など周囲を巻き込んだ課題解決のスキルを磨く
受講者それぞれがキャリアを見つめ直し、日々の業務に学びを生かす取り組みが始まりました。
■Day1:自己理解を深め、「ありたい姿」を考える
研修の冒頭では、副社長の高橋より、本プログラムに込めた想いや期待が伝えられました。
「当社の従業員の約7割が女性である一方で、管理職比率は約15%にとどまっています。本研修は、皆さんが自分らしくキャリアを築き、活躍の場を広げていけるよう企画したものです。自身のキャリアやスキルを見つめ直し、自分らしいリーダーシップを考える機会になれば嬉しく思います。皆さんの挑戦がアルティウスリンクの未来を創ると信じています。学び多い研修となることを期待しています。」
●キャリア形成に向けての悩みを共有
そしていよいよ研修がスタート。DE&I推進に関する基礎知識を学び、キャリア形成に関する悩みをグループで共有しました。「管理職の業務量への不安」「ロールモデルの少なさ」「家庭との両立」など、多様な意見があがりました。同じ悩みを抱える仲間がいることが励みにもなり、互いの経験から気づきが広がる時間となりました。
●ありたい姿を深堀りし、理想のリーダー像を考える
続いて、自身のリーダーシップを振り返り、理想のリーダーについて考えた後、「ありたい姿」の言語化ワークを実施しました。「チームメンバー個々の適性を理解し、力を発揮できるようにしたい」「周りから信頼される存在になりたい」など目指す姿を共有し、チームと向き合う時間の確保、コミュニケーション手段の検討など、目標達成に向けたアクションを組み立てました。
<自身のスキルアップから、メンバーと向き合う姿勢までさまざまな視点からアクションを組み立てました>
■Day2:思考プロセスや育成手法を学ぶ
自己理解を深めたDay1を経て、Day2ではリーダーに求められる視点や人材育成するポイントなど、より実践的な内容を学びました。
リーダーには、課題の本質を捉えて理想を描き、周囲を巻き込みながら解決していく力が求められます。上司や部下、関係者、取引先など周囲を巻き込んで行動することで、一人では達成できない大きな目標や成果の実現につながります。
また、部下のタイプに応じた育成方法など、効果的なコミュニケーション手法を学び、人材育成が生産性や業績向上、自身の成長にもつながることを改めて実感する時間となりました。
■Day3:最終日は東京にてリアル開催!成果発表を実施
4か月にわたって実施された研修も今日が最後です。これまでの学びを振り返りながら、従業員満足度向上をテーマにケーススタディに取り組みました。
<ケーススタディでは、問題の真因追究や打ち手検討の手法を用いて実践的なワークを実施>
●女性管理職2名によるリアルな体験談
今回の研修では、実際に管理職として活躍している2名の社員が登壇し、管理職としてのチャレンジや、仕事との向き合い方、ライフイベントとの調整など、リアルな経験を語りました。
「周囲を巻き込み、チームで成果を生む」 ― 営業部門 ユニット長 横堀
2007年にキャリア入社して以来、半年ほど運用現場を経験したのち、ずっと営業畑で仕事をしてきました。これまでに二度の産休・育休を取得し、2021年7月にユニット長代理、2024年4月にユニット長を拝命しました。正直、最初は「管理職は興味ない」と言い続けていたんです。でも、自分のキャリアを考え直していく中で、「やったことがなくて怖いだけなら、一回やってみてから考えよう」と思えるようになり、挑戦する決心がつきました。
もちろん、うまくいかないこともたくさんあります。失敗したり、苦労したり。そのたびに上長やチームメンバーにフォローしてもらい、本当に助けられてばかりです。だからこそ意識しているのは、「助けてもらっている分、成果で返すこと」。そして「一人で抱え込まないこと」です。営業の仕事は終わりがなく、やろうと思えばいくらでもできてしまう。何を優先するかの見極めと、メンバーそれぞれの得意を活かすことを大切にしています。新しく入ったメンバーが早く力を発揮できるよう、育成にも力を入れています。
働き方が変わったことで、チームの進め方にも変化がありました。以前は、営業として自分ひとりで案件をこなし成果をあげることに集中していましたが、時短勤務になってからは「チームで動く」スタイルに。実際にやってみるとこれが本当に楽しく、提案も絶対チームの方が良くなるんです。「あの時の一言、最高だったよね」「あのフォローがあったから受注できたよね」と、一つひとつの出来事がプロセスとして積み重なり、物語のように感じられます。
私一人では10にしかできない仕事でも、10人でやれば100にできる。より良いチーム体制で動けるようになった今、それが管理職としての私の大きな喜びです。
「多様な価値観を生かす組織づくり」 ― 運用部門 部長 小嶋
2019年に部長職を任せていただきましたが、そこに至るまでには多くの経験がありました。特に印象に残っているのは、ユニット長に任用された時のことです。同僚から上司という立場に変わり、当初はお互いに距離を感じる場面も多く、信頼関係が十分に築けていないと感じる日々でした。それでも、丁寧に対話を続ける中で、次第に相談を受けることが増え、頼りにしてもらえる場面も多くなり、少しずつ認めてもらえるようになりました。この経験は、今でも私のマネジメントの基盤になっています。
管理職として心がけていることは三つあります。一つ目は、一人ひとりの強みを生かす組織づくりです。ユニット長やマネージャーだけでなく、SVまで含めてそれぞれの得意分野を把握できるようにしています。二つ目は、決断し、組織を動かすことです。部下が不安になったり迷ったりしないよう、スピーディで明確な意思決定を心がけています。
三つ目は、無理を前提にしない働き方です。健康を第一に、無理をせずとも成果を出せるチームづくりを目指しています。
私の部門は、最初は小さな組織からスタートしましたが、お客様に成果を評価していただくことで徐々に規模が大きくなりました。「こんなチームにしたい」「こんな風土にしたい」とメンバーと話し合いながら、それが形になっていく。そして、部下の新たな才能が開花し、活躍の幅が広がっていく。その瞬間に立ち会えることが、管理職としての何よりの喜びです。
また、「責任は個人に紐づくものではなく、組織で支え合うもの」だと考えています。管理職としての責任の重さや、私生活との両立を不安に思う声もありますが、段階を踏んで成長していけば、誰でも無理なく挑戦できるはずです。
最後に、長時間労働や競争だけが優秀さではありません。調整力、交渉力、細やかな気づきなど、さまざまな力が、これからの組織を形づくっていきます。新しい価値観で会社をより良くしていきましょう。
●研修の集大成となる「成果発表会」
3回にわたる研修も今日が最後。これまで学んできたことや感じたこと、日々の業務で実践したことや今後に向けた取り組みについて、グループの代表者が発表しました。実践したこととして、メンバーの主体的な行動を促す施策や、「周りを巻き込む」リーダーシップを発揮し生産性向上につなげた事例など、研修で得た知識やスキルを組織の成長・改善につなげることができました。
■研修で得た気づきや学びを活かし、自分らしいキャリアへ
受講後のアンケートでは、キャリアへの前向きな変化や、学びが行動につながったという声が多く寄せられました。
- 女性管理職のリアルな話を聞き、管理職が身近に感じられた
- 普段接点のない部署の方との横のつながりが生まれ、今後に活かせるネットワークが広がった
- 同じ悩みを抱える仲間の存在を知り、ひとりで不安を抱えずに前向きに取り組めた
- 課題やワークを通じて自分の業務を振り返る機会になり、日々のアクションに落とし込むヒントが得られた
アルティウスリンクは今後も、社員一人ひとりのキャリア形成を支援し、多様な人財が活躍できる職場づくりを目指してまいります。
- 1. DE&Iの取り組みの一環として、昨年度より始動したアルティウスリンクの女性の未来を創るプロジェクト「アル女未来プロジェクト」では、女性活躍を支援するさまざまな施策を展開しています。
- ◎商標
・本リリース本文中の製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です。

