エンジニアBLOG

2025/05/16

配属先の仕事内容

開通チームについて

アルティウスリンクには中途採用で入社し、今年で3年目になる江種です。
今回は、入社してから現在も所属している開通チームについてご紹介いたします。

私が所属している部署は、主に法人系回線NWの1.設計・2.調整・3.開通を行う部署になっています。
1.設計チーム:オーダーに沿った装置の決定や技術的な判断、論理的な回線設計を行う
2.調整チーム:他部署との日程調整や実機に投入するコマンドの確認
3.開通チーム:実機へのコマンド投入や現地作業員との開通試験の実施👈私が所属しているチームはここです
お客様は銀行、ATM、通信会社、飲食店、官公庁、さまざまな企業様のネットワークをを取り扱っています。


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業務内容

開通チームの勤務体制としては、日勤帯(9:00~17:30)と夜勤帯(17:00~9:15)の2部隊構成となっています。
お客様によってネットワークの用途も異なっているため、複数のサービスが用意されており、
それぞれに適した試験を実施しています。試験を大きく分けると、以下の2種類のものに分けられます。

1.局舎(ネットワーク装置が置かれている施設)内で行われる局内試験
2.お客様の会社内で行われる宅内試験

私たちはオペレーターとして、局舎・お客様先にいる現地作業者と電話をつなぎながら、
遠隔で 試験を行っています。試験では、作業員にケーブルやルーターの抜き差しや機器の設定など、
さまざまな指示をわたしたちから行います。そのため「この作業をするとこのアラームが出る」
「こういった挙動になる」など、しっかりと把握したうえで試験に臨まなくてはいけません。
局舎内においては、運用中(既に使用中)のネットワーク装置が隣接している場合があり、接続部分に触れると
他のお客様が使用している回線に影響が出てしまう恐れがあります。 オペレーター・作業員ともに、
とても繊細で丁寧な作業を求められる仕事であり、責任感を強く感じる作業だと思います。

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身に付けることができるスキル

私はこのチームに所属することで、身につけることができるスキルが山ほどあると感じました。
その中でも、特に他の現場でも活かせると感じた2つのスキルをあげたいと思います。

  • 1.トラブルが発生した状況をまとめ、分かりやすく説明するスキル

毎日複数の種類の試験を行っており、トラブルが発生するタイミングや原因は試験によって異なります。
試験では、イレギュラーな事象が発生することが多く、都度、管理者に対応を仰ぐ必要があります。
最初は私もうまく伝えられない時もありましたが、経験を積むことで管理者に正確に伝わるような説明が
できるようになり、 今では、エスカレーションを受ける側となり、自身の経験を配下メンバーに
伝えることで、必要な情報を提示し、理解しやすい進言もしてくれるようになりました。
トラブル対応が多い分、このスキルを身に付けることができる機会が大いにあると実感しています。

  • 2.コミュニケーションスキル

全国各地のさまざまな作業者と連携して行う業務もあり、作業者によって装置の呼び方や接続カ所の
言い回しの違いなどがありますが、  連携して行う業務のため、コミュニケーション能力は必要不可欠です。
聞き取れなかった内容を聞き返す、作業内容を正確に伝えお願いするなど 基本的なことではありますが、
業務の中でより一層伸ばすことができる場所だと考えています。
他にも相手の立場に立って物事を捉える機会がたくさんあり、別の視点から物事を考えられるスキルも
伸ばすことができます。

トラブル対応を受ける立場になり、より自分の知識を積むことが重要だと感じました。
トラブル対応を行うために、ネットワーク構成や状況を理解していないと指示ができないため、
より一層業務について「なぜこうなるのか」「何が他の構成と違うのか」といったことを
考えるようになりました。

どんな部署に配属されても、最初はわからないことが多いと思います。
知識が定着するまでは辛いな、大変だなと感じることの方が多いかもしれませんが、
業務知識をつけていくと、新しいサービスや新しい試験が導入されたときに 理解が早くなっている
実感があり、達成感があります。 私はこの部署に配属されてから、成長を実感できる機会が度々ありました。
そのたびに、もっと頑張ろうと気合が入ります。

これからも考えながら業務を行い、新しい事象に対して貪欲な姿勢で取り組み続けていきたいと考えています。
そして、あなたがいてよかったと思ってもらえるような人材になることを目標に突き進んでいこうと思います。

お読みいただきありがとうございました。

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