はじめに
はじめまして。エンジニアブログをご覧いただき、ありがとうございます。入社10年目のMです。
現在は、外部業務委託の現場にてバックボーンネットワークの運用業務を担当しています。
Ciscoをはじめとするネットワーク機器の保守対応に加え、運用ルールや各種ドキュメントの整備など、
日々さまざまな業務に携わっています。
あらすじ
私たちは、これまで別の会社に委託されていた業務を引き継ぐ形で、運用をスタートしました。
当初は業務引き継ぎを受けながら運用を行っていましたが、引き継ぎを進める中で、
運用に対する考え方や視点の違いがあることが分かってきました。
そのため、認識を一つひとつすり合わせながら、業務内容への理解を深めていく必要がありました。
その過程で感じたのが、「人の手作業」や「経験と勘」に頼っている業務が想像以上に多い、という点です。
なぜこの運用になっているのだろう、と疑問に思うことも少なくありませんでした。
そこで、理由なく人手に頼っている業務については、少しでも自動化できないか と考えるようになりました。
自動化対象の洗い出し
引き継いだ業務の中に、年末年始やGWなどの長期休暇明けに、バックボーンネットワークの
トラフィック状況をExcelにまとめ、落ちつくまでの状況を委託元へ報告する作業がありました。
具体的には、トラフィック監視ツール「Cacti」からグラフ画像を取得し、
それをExcelに貼り付けていくという作業です。数十枚のグラフを同じサイズでそろえ、
見やすく配置する必要があり、しかも人手が必要なため、毎回2人がかりで対応していました。
業務が立てこむ休み明けに行う作業としては、なかなか負担の大きい作業でした。
改善方法の模索
どうすればこの作業を効率化できるかを考え、
Excel側はこれまで触ってきたVBAを活用できそうだと判断しました。
一方で、Cactiからの画像取得については良い方法が思いつかず、
これまで使ったことのなかった Power Automate を試してみることにしました。
結果
試行錯誤の結果、Power Automateを使ってCactiへアクセスし、
トラフィックグラフの画像を自動で取得できるようになりました。
次の課題は、取得した画像をExcelに、同じサイズ・同じ位置で整えて貼り付けること でしたが、
ここは Copilot に相談しながら調整を重ね、見やすいフォーマットの資料を作成できるようになりました。
その結果、これまで2人で対応していた作業が1人で完結し、
1資料あたり5分未満で作成できるようになりました。まだ人手に頼っている業務は残っていますが、
「現場の困りごとを工夫で改善できる」という手応えを感じた出来事でした。
以前から関わっているメンバーと、新たに加わったメンバーとでは視点が異なるため、
効率化のヒントは意外なところに転がっていると感じています。
今後もフレッシュな視点を大切にしながら、業務改善に取り組んでいきたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。


