障がい者の活躍推進

方針

アルティウスリンクは、障がいのあるなしに関わらず、同環境、同業務で活躍できる風土醸成・環境形成を促進し更なるダイバーシティを実現します。

目標と実績

障がい者雇用率 目標 2.5%(法定目標値)
障がい者雇用率 実績 2.90%(2025年6月1日時点)
障がい者雇用数 実績 1,000人(2025年6月1日時点、法定計算式によって算出)
  • 当社グループ(国内)

制度

通院休暇制度

障害者手帳をお持ちの方が通院の際にご利用いただける通院休暇制度を設けています。
(障がいに起因する通院時に利用可能)

入社後面談の実施

入社3か月目に面談を実施し、就業への不安の早期解消を行い、安心して働ける環境構築を進めています。

相談窓口の設置

本社および全国各拠点に障害者職業生活相談員を配置し、障害者雇用専用相談窓口を設置しています。

職場環境調査の実施

年に1回、障害者手帳を会社に申告している全従業員を対象とした「職場環境調査」を実施しています。職場満足度、就労継続意向などを確認し、希望する方へ面談を実施しています。

研修

経営層・従業員向け研修

障がい者雇用の基礎知識と、障がい者と共に働くために必要な職場での対応を理解し、各職場で適切な対応ができるよう研修を実施しています。

  • 障がい者雇用の基礎知識と職場での対応

    社内の障がい者への配慮実例や、勤務している障がい者やその上司へのインタビュー内容などを掲載したコンテンツを展開し、障がいのある方が働きやすい環境形成を推進しています。
  • ユニット長向け 障がい者雇用説明会

  • スーパーバイザー向け 障がい者雇用の基礎知識と現場での対応

取り組み

幅広い活躍のフィールド

現在、600名以上のさまざまな障がいのある方が全国各拠点で業務を行っています。そのうち62%は、当社の主業務であるコンタクトセンター業務で活躍しています。当社では、障がいのある方も全ての業務にご応募いただくことができ、幅広い活躍のフィールドがあります。また、主要拠点に障害者職業生活相談員を配置し、ケア体制の充実を図っています。

バリアフリー

札幌センター(Polaris_Sapporo®)、山形センター(やまがたワークプレイス)は自社設計により建設しました。バリアフリーかつ従業員が快適に、長く働ける環境を実現しています。

障がい者雇用専門部署の取り組み

当社の障がい者雇用専門部署は全国に4部門あります。

事務サポート部門は専門部署第一号の組織として、2016年より印刷・事務代行・社内便対応といった企業活動の支援業務を担当しています。障がいのある先輩社員が、障がいのある新人社員の業務習得と会社生活をサポート、育成する「チューター制度」を導入、新たなステップアップ・キャリアパスの道を拓く「キャリア支援」の取り組みが評価され、リクナビNEXTが主催する「第10回GOODACTIONアワード」において『Cheer up賞』を2024年3月に受賞しました。

GOOD ACTION リクナビNEXT
『Cheer up賞』を2024年3月に受賞しました
『Cheer up賞』を2024年3月に受賞しました

札幌クリーンユニットでは、2019年7月に開所した自社ビルPolaris_Sapporo®にてビル内の清掃業務やチェアクリーニングなどの施設整備、オフィス花壇の手入れや野菜作りなどに障がい者のリーダーと共に取り組んでいます。また、地域の清掃や交通安全ボランティアなど地域貢献活動にも積極的に参加し、障がい者の活動の場を広げています。

札幌クリーンユニット
札幌クリーンユニットでの様子

山形グリーンユニットは、2015年に開設し、障がい者のリーダーと共に、農業、清掃、植栽などさまざまな業務に取り組んでいます。障害者技能競技会(アビリンピック)での入賞や、花壇コンクールでの入賞、外部企業・団体向けの企業見学会の開催など、多くのチャレンジを行っています。

山形グリーンユニット
山形グリーンユニットでの様子

東松島ファームユニットは、東日本大震災被害を受けた宮城県東松島市の野蒜に2017年に農産物栽培拠点「幸満つる 野蒜農園」を開所し、地元の障がいのある方々、アクティブシニアの方々を社員に迎え、IoT・AIと通信回線を活用したミニトマトのスマート農業を導入するなどし、年間40品目以上の農産物を栽培しています。農作物は地元のスーパーを中心に約35店舗へ定期納品し、地域と連携した地方創生に取り組んでいます。

東松島ファームユニットでの様子
東松島ファームユニットのトマト

幸満つる 野蒜農園の詳細はこちら

特例子会社における重度の知的障がい者を中心とした雇用促進の取り組み

特例子会社である株式会社ビジネスプラスでは、障がい者193名(うち154名は重度の知的障がい者)を雇用し、清掃や軽作業、事務作業を行っています(2025年6月1日時点)。

障がい者雇用の詳細はこちら