アルティウスリンクでは、就職活動中の大学生を対象に、BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)コンサルティング業務を実践的に体験できるインターンシップを開催。「BPOって何?」「コンサルってどんな仕事?」そんな疑問を持つ就活生の皆さんに、企業の課題解決を支えるBPOコンサル業務を実践形式で学んでいただきました。
< インターンシップでアルティウスリンクが行っているBPOコンサル業務を体験 >
■ アルティウスリンクのインターンシップで何が体験できるのか
当社は、BPOサービスやITソリューションを通じて、企業が抱える顧客接点の課題を「人」と「IT」の力で解決する事業を展開しています。1,300社以上のお客様企業とお取引があり、その業種・業界は多種多様。だからこそ、企業ごとに異なる課題を的確に見極め、最適な解決策を提案する力が求められます。
こうした当社の業務に興味を持ち、「幅広い業界に携わりたい」「企業の課題解決を支援する仕事がしたい」と考える就活生の皆さんが、まずはオープンカンパニーに参加されています。
今回のインターンシップは、オープンカンパニーに参加された方を対象に開催。当社がどのように企業課題を見極め提案を行っているのか、そのプロセスを具体的に学び、実際に提案内容をまとめるところまで体験することができます。2日間にわたるコンサル体験に加え、先輩社員とのランチ座談会もあり、仕事のやりがいやリアルな業務の様子を直接聞くことができる貴重な機会です。
オープンカンパニーを通じて当社への関心を高めていただいたこともあり、インターンシップの申込枠はすぐに満席に。8月上旬の暑さの中、8名の就活生の皆さんにご参加いただきました。
< 人事担当者とランチ懇談会登壇の先輩社員で就活生の皆さんを歓迎~ >
■ 3ステップで企業の課題解決策を提案するBPOコンサルを体験
アイスブレイクや当社のパーパス&バリューズへの理解を深めるワークを実施後、いよいよBPOコンサル業務に挑戦!
参加者は2つのチームに分かれ、「企業の売上拡大とDX推進を両立させるBPO戦略を提案せよ」というテーマのもと、①現状の可視化 ②構造的課題の把握 ③解決策の提案 という3ステップでワークに取り組んでいきます。
初日は、「全国に複数店舗とECサイトを持つZ世代向けの小売業」という架空の企業設定のもと、現状を可視化することからスタート。企業が抱えている在庫管理、顧客対応、ニーズ調査などの業務の洗い出しを行いました。
現状の可視化をしたところで、次のステップとして構造的な課題を考えていきます。表面的な問題の背景にある「本社と店舗の連携不足」や「非効率な在庫問合せ対応」など、組織間の連携や業務プロセス、システムなどの構造的な課題を把握することが、課題を解決するためには重要です。
インターンシップを担当する人財開発部の担当者から、「企業・お客様・従業員など多角的な視点で考えてみて」「今は解決策まで考える必要はないので、まずは把握に専念しよう」とアドバイスを受け、チームでの話し合いもさらに活発になっていきました。
< 各チームとも、初対面とは思えないくらい自然に話し合いを進めていました >
2日目は、最後のステップとなる解決策の提案です。1日目に現状を可視化して把握した構造的課題をどのように解決すべきか、チームで話し合って提案内容をまとめていきます。
Aチームは、電話対応やECサイト運営、アプリ開発などを外部委託し、自社は企業の利益や売上を直接生み出すコア業務に集中するという戦略を提案。店舗負担が減ることで接客サービスが向上して売上がアップするといった課題解決策とその効果が道筋立てて考えられていました。
Bチームは、ECサイトの改善を提案。問合せ窓口としてチャットボットを設置し、在庫情報もEC上で管理・可視化することで、購買意欲向上や顧客ニーズの取得につなげる提言をしました。課題ごとにAs-Is(現状)とTo-Be(あるべき姿)を明確に整理したことで、説得力のある提案に。
どちらのチームも、段階を踏んで課題を見極めることで、現実的な解決策を提案することができていました。
< 構造的な課題から、どのように解決策を提案するべきか、真剣に話し合いました >
■ ここでしか聞けない話も!? ランチ座談会で先輩社員と交流
インターンシップ2日目には先輩社員とランチ座談会を開催。先輩社員の自己紹介後、会社が用意したお弁当を皆で会話しながら楽しくいただきました♪
ランチ座談会に参加したのは若手の先輩社員2名。
- 社員X:入社3年目。金融系のコンタクトセンターで2年勤務し、今年から営業を担当。
- 社員Y:入社7年目。札幌のコンタクトセンターで勤務後、営業にも挑戦したいと希望し、本社で自治体の営業を担当。
コンタクトセンターの様子やどのように営業しているのか、業務についてリアルな話を聞ける貴重な機会。コンタクトセンターの業務内容はさまざまで若手から幅広い仕事を経験し成長できること、営業ではDX部門の担当も同行し、DX関連のことは担当者が話をして営業は全体を取りまとめることなど、業務について具体的な話を聞くことができました。
また、先輩社員の一人は旅行が好きで、勤務後に夜から旅行に行くこともあるというプライベートの話も。上海、香港、カリフォルニアなど海外のディズニーに行った話を聞き、仕事だけではなくプライベートも充実している先輩社員の様子に、参加者も社会人になることへの期待が高まったようです。
さらに、先輩社員からは、SPI対策や学生時代のアルバイトの経験を就活でどのようにアピールするか、といった歳の近い先輩ならではのアドバイスもあり、参加者からもたくさんの質問がありました。
< ロケ弁でも人気のお弁当をご用意! 美味しいランチを一緒に食べ、先輩との会話も弾みます >
■ フィードバックで成長を実感、自分の強みを活かせる仕事を考える後押しに
2日間のインターンシップもいよいよ終盤。オフィス見学で実際の職場の雰囲気や働く環境を感じた後は、研修室に戻り、インターンシップ体験のまとめです。2日間で学んだことを振り返る個人ワークを行い、数名の代表者に発表してもらいました。
- 実際の仕事を体験したいと思って参加した。思った以上に本当の業務に近いことを体験させてもらい、仕事って大変だと思った。人事の皆さんからフィードバックを受けて、目を背けていた自分の弱点を克服しようと思えた。
- 最初はワークの課題を見て難しいと感じたが、人事の方からのアドバイスを受け、何を軸に考えるのかを意識して取り組むことができ、意義のあるインターンシップになった。
- 意見を出しやすい雰囲気だったので良かった。ワークでは、現状可視化や構造把握の段階で解決策をすぐに考えてしまったが、人事の方に今は把握を深めるように声をかけてもらい、難しかったが学びがあった。
人財開発部の担当者がワークの中に都度フィードバックや声かけを行っていたことで、意義のある体験になったと言っていただけて、私たちも非常にうれしく思います。
最後に、人財開発部から総括があり、参加者の皆さんに今後に向けてのメッセージが伝えられました。
「インターンシップを通して、アルティウスリンクでどんな仕事ができるのか、どういったプロセスで提案するのかを知っていただけたのではないでしょうか。チームを組んでワークを行ってもらいましたが、チームで考え続けることは、実際に仕事をしていくうえでも大切です。ワークでは、Aチームは相手の話に賛成・反対、共感などの反応がよくできており、Bチームは役割分担してチーム全体を上手に回せていました。このワークを通じてチームの仲間の良いところや自分の得意なことが見えてきたのではないでしょうか。当社で働くことで自分の強みをどう活かせそうなのか、BPO業務に興味があるのかどうかを、自分自身と結び付けて考えてほしいと思います。」
< 最後に人財開発部から総括があり、2日間のインターンシップが締めくくられました >
あっという間の2日間でしたが、密度の濃い時間となりました。インターンシップ終了後もフィードバックを受けるために残ってくれた参加者の方たちもおり、参加者全員と今後も縁があり、再来年には一緒に働く仲間になっていてくれたら、と思わずにはいられません。前向きにインターンシップに取り組む姿勢に、私たちも良い刺激を受けました。ご参加いただき、ありがとうございました!!
今後もアルティウスリンクでは、当社および当社業務を知っていただくためのオープンカンパニーやインターンシップを開催していきます。少しでもご興味のある方は、お気軽にご参加ください。