アルティウスリンクでは、新卒採用としてキャリアプランに合わせて選べる複数の職種を用意しています。領域を定めず幅広い分野で事業を推進する「基幹職(総合職)」、エンジニアとして専門性を発揮する「ITスペシャリスト職」、働く地域を限定した転勤のない「エリア職」があります。
2026年度は、ITスペシャリスト職として41名が新たに入社しました。本ブログでは、ITスペシャリスト職研修のレポート第一弾としてビジネス・ヒューマンスキル研修の模様をお伝えします。
■基礎・テクニカルスキルの両面を磨く ――ITスペシャリスト職の研修の狙い
ITスペシャリスト職の新卒研修は、専門性の高い技術力と、チームで働くための土台となるヒューマンスキルの両方を身につけることを目的としています。早期にチームの即戦力となれるように、約4か月間の研修でしっかりスキルを磨きます。
入社後はまず、社会人としての基本行動や考え方を学ぶ「ビジネス・ヒューマンスキル研修」からスタート。その後、配属後の業務に必要な専門知識を身につけるための「テクニカルスキル研修」へと進んでいきます。座学だけでなく、グループワークや実践的な研修を取り入れながら学ぶ構成としている点が特徴です。
<ITスペシャリスト職研修の狙いとスケジュール>
■考える力を養い、チームで働くためのコミュニケーション能力を実践しながら学ぶ
本ブログでは、ビジネス・ヒューマンスキル研修のカリキュラムのうち、「パーパス&バリューズ研修」と「謎解きワークショップ」、外部講師による「コミュニケーション研修」についてご紹介します。
パーパス&バリューズ研修~自分が大切にしたい価値観は何か?~
入社式と2日目のオリエンテーションを終えて、3日目から実質的な研修がスタート。最初に行われたのが「パーパス&バリューズ研修」です。本研修は、当社従業員の共通の価値観である「パーパス&バリューズ」の理解を深めながら、自身の過去の経験を振り返り「自分が大切にしたい価値観は何か」を考えます。その後、チームメンバーに自分の考えを共有し、チームとしてどんな価値観を大切にしていきたいかを発表しました。
<パーパス&バリューズカードを参照しながら、自分自身の価値観と向き合います>
発表では、当社のバリューズ「02.お互いを尊重し合う。」を価値観の軸とするチームが多く、「感謝の気持ちを忘れない」「相手の立場を考えて行動する」ことを心がけたいという意見がありました。次に多くあげられたのは「04.成功も失敗も、認め合う。」で、「結果に左右されず、その行動自体を認め合う姿勢を大切にしたい」という発表がありました。どのチームの発表も、仕事をする上で欠かせない視点です。今後の業務でもこの考えを忘れずに、役立てていってほしいと感じます。
謎解きワークショップ~ゲームを通じて同期とのチームワークを深め、発想力を養う~
パーパス&バリューズ研修後は「謎解きワークショップ」を実施。このワークショップでは、ゲームを通じてチームで協力しながら課題を解決し、「考える力」「情報共有力」「役割分担力」「コミュニケーション力」を育てることを目的としています。
急速にAIが進化する中で、「AIに聞けばなんでもできる」時代が到来しつつあります。しかし、斬新なアイデアを創造し生み出す力は人にしかできません。本ワークショップは「自分で考え、豊かなアイデアを生み出す力を養ってほしい」という研修担当の想いも込められています。
今回使用した謎解きゲームはさまざまなジャンルの問題が出題され、知識だけではなくひらめき力も求められるゲームです。
<リアル脱出ゲームを手掛ける株式会社SCRAPのゲームを活用しました>
制限時間は約3時間。各チームのやり方で役割分担・時間配分を決めてゲームを進めていきます。もくもくと各自で問題を解き進めるチームがあれば、話し合いながらゲームを進めるチームもいます。問題の難易度が高く「もう無理~!」と思わず本音を呟いてしまう人も。そんなチームメンバーを励ますように「ヒントも活用しながら進めよう!」と、コミュニケーションをとりながらゲームを進めていく姿が印象的です。問題が解けると、「解けた!」という嬉しそうな声もあがりました。
<スマートフォンも活用しながらチームメンバーと協力し合って答えを導き出します ※ゲーム内容に配慮し、一部を加工しています>
各チームとも順調に問題を解き進め、制限時間内にすべてのチームがゲームクリア!ゲーム終了後は「良かった点」「課題」「業務に活かせること」をチームで振り返りました。
良かった点では、「進捗確認しながらゲームを進められた」「つまずいた時に、声をかけ合いながら貪欲に問題解決まで導いた」「意見を出しやすい雰囲気づくりができた」という意見があげられました。
課題は、「最初に概要を読まずに取り組んでしまった」「メンバーの進捗度合いを確認できていない時があった」という意見がありました。
業務で生かせることは、「固定概念にとらわれずに柔軟な発想で試してみる」ことの重要性に対する気づきや「難しいことも恐れず挑戦する」という前向きなコメントも!諦めずに問題解決まで導く姿勢、メンバーとのコミュニケーション、課題解決までの進捗管理と役割分担、いずれも業務に直結するような内容です。ゲームを通じて「考える力」や「業務を推進するうえで重要なことが何か」気づきを得られるワークショップとなりました。
<ゲーム終了後は、各チームで振り返り。ゲームを通じて得た気づきを今後の業務に活かします!>
コミュニケーション研修~4つの行動特性とは?コミュニケーションをとるポイントを学ぶ~
研修2週目には「コミュニケーション研修」を実施しました。コミュニケーション研修の目的は、信頼関係を構築するために必須である、「伝え方」「傾聴力」を身につけることです。研修では、「自分とタイプが異なる人とどう関わるか」をテーマに、人の行動特性を知り、相互理解を深めるためのコミュニケーションスキルを磨きます。
今回は「DiSC分析※」という人の行動特性を4つのスタイルに分類するフレームワークを活用した診断テストを実施。テストの結果から、自分がどんなスタイルなのか、各スタイルにどんな特徴があるのかを認識します。その後、4つのスタイルの特徴を表した人物のインタビュー映像を視聴。まずは、個人で共感したポイントと理解できないポイントをまとめます。その後のグループワークでは、同じスタイルの人でチームを組み、各自の意見をシェアしチームとして考えをまとめていきます。
- DiSC分析とは、人の行動特性を「主導(D)」「感化(i)」「安定(S)」「慎重(C)」の4つのタイプに分類する心理学に基づく自己分析ツールです
<DiSC分析の4つのスタイル>
グループワークの進め方に指定はなく、各チームが自分たちで進行方法を決め、実行していきます。早々に意見を書き始めるチーム、まずは意見をシェアしていくチーム、進め方はさまざまです。同じスタイルの人どうしのチームだからこそ共感できるポイントが多くあり、「わかる~!」という声があちこちから聞こえ、大盛り上がり!
研修2週目に入り、緊張がほぐれてきた様子の新入社員たち。研修担当からも「研修当初は緊張気味の方もいましたが、緊張がとけ良い雰囲気になってきました」というコメントがありました。
<各チーム役割分担をしながら、順調にワークが進みます>
発表の場面では、ユーモアを交えながら発表するチームもあり、時折笑いが起きる場面も。グループワークと発表にも慣れてきた様子が伺えました。
<チームの代表者が発表を行いました>
次のワークでは「私が活躍、貢献できること」「私が恐れていること、嫌だと思うこと」「私が誤解されること」「どう関わってほしいか」という4つの観点で各チームの取扱い説明書を作成しました。自分たちのスタイルがどんな価値観を持っているのかを自ら分析し、他のスタイルの人に発表していきます。
<発表資料も各チームの個性が光ります>
各チームの発表は、それぞれのスタイルの特徴が表れた内容でした。
例えば、Dスタイルのチームからは「成果を出さなければいけない場面で力を発揮できます!ネガティブ思考は仕事でもプライベートでも周囲に悪い影響を与えると考えており、ネガティブな人に苦手意識があります。怒っているように思われることがありますが、そんなことはありません。頼ってください!」という発表がありました。
Dスタイルと正反対の行動特性があるとされるSスタイルのチームからは「行動のベースには、協調性と安定性を重視しているという考え方があります。対立が起きた時は、仲介役になり人の気持ちに寄り添うことができます。新しいことを実施する場合は、あらかじめ実施方法を決めてから依頼してもらえると安心して取り組むことができます。」という発表がありました。
発表を通じて、どんな価値観の人がいるのか、自分とどう違うのかを認識することができました。お互いの行動特性や価値観を知ることで、「伝え方」「聴き方」を工夫することができます。今回のワークを参考に研修期間中は同期とのコミュニケーションを深め、実際の業務ではその経験を活かしてほしいと思っています。
ワーク終了後、研修講師からは「人の行動特性とスタイルにどんな特徴があるか理解し、コミュニケーションに活かしてください。ただし、”Sスタイルだからこんな人だ”という決めつけは良くありません。大事なことは、各スタイルの人がどんな価値観を大切にしているのかを理解することです。この先、価値観が変わるケースは少ないと思いますが、能力はどのスタイルでも養い、開発していくことができます。今回のワークを今後のコミュニケーションの参考にしながら、どんどん能力を磨いていってください。」とコメントがありました。
約2週間のビジネス・ヒューマンスキル研修で、ビジネスの土台となる考え方やコミュニケーション方法を学んだ新入社員。研修で学んだことを今後のテクニカルスキル研修やその先の業務で役立て、困った時は初心に立ち返ってほしいと考えています。
次回は、ITエンジニアとしての専門性を高めるテクニカルスキル研修の様子をお届けします。「知識をどう現場で活かしていくか」を学ぶ新入社員の姿にもご注目ください!
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