アルティウスリンクでは、新卒採用としてキャリアプランに合わせて選べる複数の職種を用意しています。領域を定めず幅広い分野で事業を推進する「基幹職(総合職)」、エンジニアとして専門性を発揮する「ITスペシャリスト職」、働く地域を限定した転勤のない「エリア職」があります。
本記事では、ITスペシャリスト職における新入社員研修レポート第2弾として、ITエンジニアとしての専門性を高める「テクニカルスキル研修」の取り組みをご紹介します。
約2週間のビジネス・ヒューマンスキル研修を経て、「考える力」や「チームで働くためのコミュニケーション力」を身につけた新入社員たち。この研修で学んだ内容を土台に、テクニカルスキル研修では、より実務に直結した技術の習得に取り組んでいます。
テクニカルスキル研修は、独自のeラーニングシステムや外部の学習ツールを活用したリモート学習と、エンジニア講師による集合研修、チーム演習、実機演習でのアウトプットを組み合わせて実施しています。
また、テクニカルスキルの習得と並行し、研修期間中にITの基礎知識の習得を目的として、基本情報技術者試験やITパスポートの取得を目指すとともに、配属後の案件を見据え、CCNAなどの上位資格に向けた学習を早期から開始するメンバーもいます。
ITスペシャリスト職は、インフラとシステムそれぞれの技術領域において、お客様企業のニーズに応じたIT基盤の構築やシステム開発を担う人財となることを目指しています。
この実現に向けて、新入社員向けのテクニカルスキル研修では、職種ごとの専門領域に応じたカリキュラムを用意。配属後の業務を見据えながら段階的にスキルを身につけていく構成となっています。
新入社員たちは、インフラ領域とシステム領域それぞれで求められる、ネットワークやサーバー、クラウド、データベース、プログラミングなど、実務に直結する幅広い技術領域を扱いながら、それぞれの専門性を深めていきます。
■基礎から実践へ ネットワーク構築で学ぶインフラエンジニアの土台
インフラ領域のテクニカルスキル研修では、ネットワークを中心に、IT基盤に関する技術を段階的に学んでいきます。
TCP/IPなどの基礎知識の理解からスタートし、簡易的なネットワーク構築や機器操作を通じて基礎を固めた後、ルータやスイッチを用いた設定、ルーティング・スイッチングといった応用的な内容へと進んでいきます。
最終的には、これまでに学んだ知識を活用し、ネットワーク全体の構築する総合演習にも取り組みます。実務を想定した課題を通じて、実践的なスキルを身につけていきます。
■実機を用いた構築演習で「つなぐ・動かす」を体感
ネットワーク分野研修の後半では、ネットワーク機器を実際に操作しながら、複数の機器を接続・設定し、通信確認までの一連の工程に取り組みます。
< 実際に目で見て、触れながらネットワーク構築の手順を学びます >
ルータやスイッチなどの機器を用い、ケーブル接続から設定、通信確認までを一貫して実施。各機器にホスト名を設定しながら識別を行い、PCからネットワーク機器へ接続してリモートで操作する場面も見られました。接続状況や設定内容によって通信結果が変わるため、画面を確認しながら一つひとつ動作を確かめていきます。
< 慎重に実機への接続を行う新入社員たち >
こうした実践の中では、機器の配線や設定をグループで確認し合いながら進める姿も印象的でした。
ケーブルの接続方法を一緒に確認したり、設定がうまくいかない場合に声を掛け合ったりと、メンバー同士でサポートし合いながら作業を進めています。
< お互いにサポートし合いながら演習を進めていきます >
スムーズに設定が終了したグループもあれば、試行錯誤を重ねるグループなどさまざまですが、どのグループも「意図した通りに接続できない」「原因が分からない」といった場面に対し、周囲と状況を共有しながら一つひとつ解決していく姿が見られました。複数人で確認しながら進めることで、一人では気づきにくいポイントにも目を向けることができ、チームで課題に向き合う力が育まれていました。
< 講師を務める先輩社員(左)とともに、ネットワーク構築に向けて試行錯誤 >
■開発プロセスを通じて理解を深める ~システム全体像の習得~
システムグループのテクニカルスキル研修では、アプリケーション開発に必要な技術を段階的に学んでいきます。
ネットワークやクラウドの基礎知識を押さえたうえで、Javaによるプログラミングやオブジェクト指向の考え方を習得し、データベースやSQLの知識と組み合わせながら、システム全体の構造を理解していきます。
後半では、要件定義から設計、実装、テスト、発表までを一貫して行う個人開発にも取り組み、開発プロセスを通して実務に近い形で理解を深めていきます。
■データ構造とSQLを通じて学ぶ「データを扱う力」の基礎
データベースやSQLの演習では、コードの記述やデータ操作を実際に行いながら、処理の流れや結果を確認していきます。
正規化やテーブル設計といったデータの整理方法を学んだうえで、SQLによるデータの取得や加工など、実務に必要な基本的な処理を習得していきます。
新入社員たちは、まず講義で基礎知識や考え方をインプットし、その後の演習で理解を定着させていきます。熱心にメモを取ったり、テキストを見直したりと、それぞれのスタイルで学びを深める様子が見られました。演習前には講義内容の振り返りも行われ、基本的な関数や処理の考え方、テーブル結合のポイントなど、重要な内容を確認していました。
そのうえで、「ソートの際に使用するキーワードは何か」「テーブル結合の際に使用するキーワードは何か」といった問いを通じて、理解を深め、次の演習へと進んでいきます。
SQL演習では、各自がPCに向かい集中して作業に取り組んでいました。通常のデータ取得に加え、複数のテーブルを結合して必要な情報を取り出す処理にも取り組み、より実務に近い課題に挑戦しています。条件の指定によって取得結果が変わるため、「期待したデータが表示されない」といった場面もありましたが、講師と一緒にSQL文を見直しながら原因を一つずつ確認していました。
< 一人ひとりが集中してそれぞれの課題と向き合います >
さらに演習では、業務を効率化するサブクエリにも挑戦しました。これはSQLの中に別のSQLを組み込むという複雑なもので、業務データを扱う際にもよく用いられます。各自で考えながら進める一方で、近くのメンバーと画面を見せ合いながら確認するなど、周囲と状況を共有しながら理解を深めていく姿も見られました。こうしたやり取りを通じて、一人では気づきにくいポイントにも目を向けながら学びを深めていきます。
< うまくいったやり方を仲間と共有し、進捗をサポート。チームワークも重要なスキルです >
■ITスペシャリストとして、お客様企業のビジネスに貢献
インフラ、システムそれぞれの領域で、手を動かしながら考え、試行錯誤を重ねる経験を通じて、新入社員たちは実務に直結するスキルを着実に身につけていきます。領域ごとに異なる専門性や研修の進め方はありながらも、共通して見られたのは、ITスペシャリストを目指す新入社員全員の真剣な姿。テクニカルスキル研修は現在も進行中で、今後はより高度な課題や実践的な取り組みを通じて、さらに理解とスキルを高めていきます。
アルティウスリンクでは、新入社員の皆さんが、配属後のチームやプロジェクトで価値を発揮できるよう、継続的にサポートしていきます!
そして彼らがITスペシャリストとして、お客様企業のニーズに応じたIT基盤の構築や運用、システム開発の現場において、専門領域で培った技術力と課題解決力を活かし、実際のビジネスに貢献できる人財へと成長していく姿を、今後もお届けしていきます。お楽しみに!
- その他本リリース本文中の製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です。