アルティウスリンクでは、IT業界での就職を目指す大学生・専門学校生を対象に、ITエンジニアの仕事への理解を深めていただくためのインターンシップを開催しました。
2日間にわたり、アジャイル開発の考え方を学びながら、実際の開発現場でも活用されている手法やツールを体験。チームでのディスカッションや企画ワークを通じて、ITエンジニアの仕事の面白さに触れていただきました。今回はその様子をご紹介します!
■アジャイル開発を体験!ユーザーストーリーマッピングに挑戦
まずは、当社概要やCX²-IT事業について説明した後、アジャイル開発をテーマにしたワークショップへと移ります。アルティウスリンクのITスペシャリスト職は、ネットワークやクラウドなどのITインフラ、システム開発の分野で、提案から設計・構築、運用・保守まで幅広く携わる仕事です。今回のワークショップでは、そのうちシステムエンジニアの領域を取り上げ、1日目は、その第一歩となる要件定義やチームでの課題整理のプロセスを体験いただきました。
●アジャイル開発に関する座学からスタート
まずは、状況の変化に柔軟に対応しながら、小さな単位で開発と改善を繰り返していく「アジャイル開発」について学びました。システム開発でよく利用される「ウォーターフォール開発」との違いを知ることで、それぞれの特徴や開発の進め方について理解を深めました。
●要件定義の考え方を学び、ユーザーストーリーマッピングに挑戦
アジャイル開発について学んだ後は、システム開発の重要な工程である「要件定義」を体験するワークを実施。
要件定義とは、お客様の課題や要望を整理し、必要な機能や要求を明確にしていく工程です。お客様と開発者が共通認識を持ち、同じゴールに向かってプロジェクトを進めるために欠かせないプロセスです。
今回取り組んだ「ユーザーストーリーマッピング」は、ユーザーの行動や目的を時系列で整理・可視化し、優先順位を考える手法です。顧客とチームとの共通認識を深められるほか、「何をやるか」だけでなく「何をやらないか」を決めることで、価値を最大化する考え方を学びます。一度決めて終わりではなく、何度も見直しながら改善を重ねることもアジャイル開発の特徴の一つです。
ワークショップでは、「朝起きてから家を出るまで」をテーマに、自分たちの日常の行動を付箋に書き出し、チームで整理していきました。
まずは、「歯を磨く」「朝食を食べる」「服を着替える」といった行動を書き出し、その後、時系列に沿って並べながらチーム共通のストーリーを作成。身近なテーマに、共通点やちょっとした違いから盛り上がり、コミュニケーションも活発に。関連するタスクをグループ化する工程では、「これはこのグループに当てはまりそう!」といった声も上がり、メンバー同士で提案やすり合わせを行いながら、和気あいあいとした雰囲気で議論が進みました。
ワーク後半では、「30分以内に家を出る」「10分で家を出る」といった条件を追加。参加者からは「このタスクはどちらかしか選べなさそう」「食事とSNSは省こう」などの意見が飛び交い、限られた時間の中で何を優先し、何を諦めるべきかをチームで議論しました。また、「化粧の時間が取れないならマスクをする」「帽子をかぶる」といった代案も挙げられ、目的を達成するための解決策を検討。必要なタスクを見極めながら、要件整理や優先順位付けの考え方を学びました。
活動の振り返りでは、KPTA(Keep・Problem・Try・Action)のフレームワークを活用。「積極的な意見交換ができた」という意見のほか、「相手を否定しないことを意識した結果、改善点の議論が十分にできなかったかもしれない」といった気づきを発表。実践的に楽しみながら、要件整理や優先順位付けの考え方を学ぶことのできた1日目となりました。
■チームで課題解決に挑戦!2日目はシステム企画ワークを体験
ワークを通じてチームメンバー同士の距離も縮まり、2日目は開始前から会話が弾むなど、リラックスした和やかな雰囲気の中でスタートしました。
この日のテーマは「学校の悩み」。まずは学校生活の中で感じている悩みや不便だと思うことをチームで共有。「校内の移動に時間がかかる」「空き教室を知りたい」「コンセントが使える場所が少ない」といったさまざまな課題が挙げられました。
その中から「お金を払ってでも解決したい共通の悩み」についてチームで決定し、相手チームに課題を解決してもらう依頼書を作成。依頼を受け、ITエンジニアの視点で課題解決の方法を検討し、提案内容を話し合いました。状況を可視化するツールや、利便性を考慮した仕様はどうすれば実現できるか。参加者同士でヒアリングを重ねながら、「ユーザーにとって本当に使いやすいサービスとは何か」を考え、アイデアを具体的な企画へと落とし込み、プレゼンを行いました。
実際にプログラミングは行いませんが、1日目に学んだ考え方を取り入れ、与えられた条件下で最大の価値を生み出すための議論を実施しました。単なるアイデア出しではなく、ユーザーの課題を深掘りし、本当に必要な機能や使いやすさを考えながら企画を形にする工程を体験しました。これは実際のシステム開発における企画・要件定義にもつながる重要なプロセスです。
アイデアを形にしていくプロセスを通じて、お客様の課題を理解し、システム企画や設計につなげていくITスペシャリスト職の仕事をより身近に感じていただけたようです。
参加いただいた学生の皆さんとのご縁が、これからも続いていくことを願っています。インターンシップへのご参加、誠にありがとうございました。
アルティウスリンクでは今後も、仕事の内容や社員の働き方に触れていただけるプログラムを開催していきます。この記事を通じて少しでも興味を持っていただけた方は、ぜひオープン・カンパニーやインターンシップにご参加ください。
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